たんぽぽの綿毛 ~君想い~
「電車もうそろそろー
帰りたくないーーーーー。」
って、私は駄々をこねてゆうきを
困らせた事今でも覚えてる。
なんで、おぼえてるかってね…?
「由乃…これ。」
そういいながら手渡してきたものは
ブレスレットだった。
「えっ?!なに!いつの間に?
うち、なにもあげてないよ??」
「由乃の首には龍騎さんとのペアリング
あるからさ…
本当はネックレスにしたかったん
だけど…龍騎さんに悪いから
俺とはブレスレットな。」
そういいながら、自分の手首を見せて
「ほら!おそろいね。」
なんて、いいながら私の手首に
ブレスレットを、つけてくれた。