たんぽぽの綿毛 ~君想い~

「電車もうそろそろー
帰りたくないーーーーー。」

って、私は駄々をこねてゆうきを

困らせた事今でも覚えてる。

なんで、おぼえてるかってね…?


「由乃…これ。」

そういいながら手渡してきたものは


ブレスレットだった。



「えっ?!なに!いつの間に?

うち、なにもあげてないよ??」


「由乃の首には龍騎さんとのペアリング

あるからさ…

本当はネックレスにしたかったん

だけど…龍騎さんに悪いから

俺とはブレスレットな。」


そういいながら、自分の手首を見せて

「ほら!おそろいね。」

なんて、いいながら私の手首に

ブレスレットを、つけてくれた。
< 127 / 200 >

この作品をシェア

pagetop