たんぽぽの綿毛 ~君想い~

「由乃は、龍騎さんしか愛せてない事

俺はお前と付き合ってたからわかるよ

だけど、俺の想いはお前に届いてない事

それが、一番心にきてる。

由乃が、龍騎さんを今でも愛してる事と

同じように、俺だってあの時振られてる

けど、俺だってお前しか愛せてないんだよ

由乃が、龍騎さんしか愛せてないように…」


そこまで言って呼吸を整え

また、彼は言ったんだ


「だから、今日だってお前が嫌な顔する事

承知の上で、盛岡に頼んだ。

今日、お前に俺の想い伝えられてよかった

これだけ、忘れないで欲しい

俺は、、、

今でも平木由乃、お前がすきだよ。」


そう言って、私が話そうとしたら


「いい!!今日は話せてよかった

いきなり、呼び出してこんな事言って

ほんとに、ごめん。

もう、会う機会ねぇーと思うから、

これで、終わり。

平木、ごめんな。ありがとう。

みんなの所戻れ。」


と、私に一方的に伝え彼は背を向け

帰っていったんだ。。。
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