たんぽぽの綿毛 ~君想い~

だけど、盛岡くんは

「大丈夫だよ。
平木が泣くことないよ。

水島はね、平木の笑ってる顔が
すげー好きだって言ってたんだから

あのさ、これ」

そういいながら私に渡してきた

1枚の紙、

「なにこれ?」

と、いいながら開いてみると

そこには、水島の電話番号が書かれてた。
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