絶対王女



「ルヒカさんって本当にすごいよね?頭もいいし、ルックスもいいし、スポーツもできるし、優しいし。完璧だね!」

「そんな事ないよ!」


なんて口では言うけど、内心とっても気持ちがいい。

てか、完璧じゃ足りないくらいパーフェクトでしょ?


「ルヒカちゃーん!ここにいたんだ!」


図書館に来たのは1つ上の先輩で、チャラい人。

前自己紹介されたけど、あまりにも興味がなくて覚えてない。


「今から暇?俺らとカラオケ行かない??」

「ごめんなさい。今日は友達と勉強してて」

「ルヒカちゃん頭いいし、勉強しなくていいじゃん!」

「本当に今日はごめんなさい。また次行きましょ!」

「じゃー明日の昼休み俺とご飯ね?」

「考えときますね!」

「はーい!またねー!」


ウザすぎる。

ちょっと痛いめにあわせてやるか?


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