気づいてくれよ。

「俺のお姫様になにしてんの?」 【舞花side】

私たちは、ショッピングモールに向かった。

「俺、トイレ行ってくるから待ってて。」

と言って、私は1人になった。私は暇になったので、結にLINEを送ろうとしていた。


「ねー、君1人?俺達と遊ぼーぜ。」

「い、いや、です、!!!」

「いーじゃんー!好きなとこ連れていってやるからさ〜!」

私は逃げようとした。けど、手をつかまれた。


「なに逃げてんのー?さっさと行こーぜ。」


もー何も出来ない。私は何されるのかなー。


「おい、何してんだお前ら。」

「お前誰?」

「彼氏。俺のお姫様に何してんの?」

「ちっ。彼氏持ちかー。悪かった。じゃーな!」

「2度と触れんな。」


あの人達は急いで逃げていった。


「助けるの遅くなってごめんな。」

「い、いーょ、。あ、ありがと、。」


ギュッ。杏蘭が抱きしめた。


「俺マジでさー、舞花にベタ惚れなの。触られて、すげー腹たった。これからは1人にさせねーから。」

「う、うん、!」

私は守られてばかりだよー。


しばらく歩いていた。

「わあ、可愛い。」と思った先には、ネックレス。でも、値段高すぎだよ。私は断念することにした。
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