夜に象
手のひらで 夜の胸にある核を転がす。
首筋を鼻先でなぞり、ふわっと鼻息がかかってたまらず吐息が漏れる。

夜の唇に自分の唇を押し当てて 夜の口内を弄り回した。

東京はベルトを解くと 彼女の頭を鷲掴みし 自分の局部へ押し当てる。
局部が彼女の喉にあたる。苦しそうな彼女の声を聞きながら 東京は腰を振りながら目を閉じた。彼女の唾液か、自分が放出した分泌液か分からない液体が 尻まで伝わるのがわかった。
頭を持ち上げると 口から液体を漏らし 涙目になった彼女を見て また少し笑った。
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