悲 恋

🔹🔹秀悟


俺は、その日
いくつかの、手術をこなし
終わったときは、くたくただった。

帰るのも面倒で
仮眠室で眠りについた。
携帯もみることもなく。

喉が乾いて、目を覚まし
飲み物を買おうと
財布を取りに医局に行き
携帯を開くと
すごい量の、着信と伝言が。

伝言を聞くと
真美が、病院に運ばれた
と。

俺は、焦ることなく
飲み物を買い
飲み物を飲んで
シャワーを浴びて
着替えてから
病院に向かった。

真美の両親からは、叱られたが
俺は、
「申し訳ありません。」
と、言うだけにした。

病院に伝言を頼んだらしいが
そんなのが、俺に伝わるはずがない。

俺の母さんが、真美の容態を話して
くれた。

ああ、そうか
と、思っただけだった。

真美の母親から
「病院に戻らないといけないんでしょ?」
と、言われたから
「はい」
と、言って病室をでた。

俺は、母さんから
「今日、勤務終わったら
    家に帰ってきなさい。」
と、言われた。

俺は、頷いてから
   病院へ戻った。
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