弱虫なボク~先生と生徒の距離~
「お前…反省してるのか!!」


目の前にあった机を思いっきり手のひらで叩きつけ、


怒りを沈めるように体育教師は熱く訴えてくる。


他の教師達は、ただ黙って頷きながら聞いていた。


「反省…してます」


素直に僕は、反省していると認めた。


でも、内心はそんな反省なんかしているわけがない。


あいつらが…


あいつらが悪いんだから…


今は、今だけは素直に教師達の言う事に肯定してれば良い。
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