弱虫なボク~先生と生徒の距離~
青に変わった瞬間、僕と同じように信号待ちをしていた人達が動き出した。


スーツ姿の営業マンが忙しそうに早歩きで進んでいく


それにつられるように、他の人達も進み出した。


僕は、人の波に飲み込まれないように、冷静に人の動きを確認をした。


そして、ようやく足を一歩前へと進めた、


まさにその時だった……

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