クールな御曹司の甘いお仕置き
定時を過ぎて佐々木さんと一緒に合コン場所のイタリアンレストランに移動すると、会場には驚いたことに高橋君もいた。
「結城さん、優と何かあった?」
心配そうに高橋君が聞いてくるが、私は頭を振った。
「何も」
言葉少なく答え、高橋君から離れる。
彼は優君の親友だし、あまり干渉されたくない。
私の前の席は営業部のホープの牧野さんだった。
テニスでもやっているのか日焼けした肌が印象的なイケメンで、背も百八十くらいあり、噂でしか知らないが凄くモテるらしい。
会社で話したことはなかったけど、営業だけあって話が上手い。私は認識してなかったけど、彼の話では私と同期だった。
ホント……私って優君しか見てなかったんだな。
「結城さんって彼氏いないんだ。意外だな」
「生まれてからずっといないんですよ。こういう場所は苦手だったんだけど、牧野さんが話しやすくて良かった」
実際、ずっと話をしてくれるから牧野さんの相手は楽だった。
「結城さん、優と何かあった?」
心配そうに高橋君が聞いてくるが、私は頭を振った。
「何も」
言葉少なく答え、高橋君から離れる。
彼は優君の親友だし、あまり干渉されたくない。
私の前の席は営業部のホープの牧野さんだった。
テニスでもやっているのか日焼けした肌が印象的なイケメンで、背も百八十くらいあり、噂でしか知らないが凄くモテるらしい。
会社で話したことはなかったけど、営業だけあって話が上手い。私は認識してなかったけど、彼の話では私と同期だった。
ホント……私って優君しか見てなかったんだな。
「結城さんって彼氏いないんだ。意外だな」
「生まれてからずっといないんですよ。こういう場所は苦手だったんだけど、牧野さんが話しやすくて良かった」
実際、ずっと話をしてくれるから牧野さんの相手は楽だった。