クールな御曹司の甘いお仕置き
6、自覚した気持ち ー 優side
「今日は父が出席できず申し訳ありません。御社の宇宙開発プロジェクトには父も関心を寄せていまして、田中社長に改めてお話を伺いたいと申しておりました」
金曜日の夜、俺は海外出張で不在の社長に代わり接待を受けていた。
昨日、エレベーターの扉が開くとそこには大きく目を見開いた美緒がいて、俺が声をかけようとする前に走り去った。
多分、朝井さんがクモに驚いて俺に抱きついていたのを見て何か誤解したんだろうが、状況を説明しようと電話やメールをしても美緒は捕まらない。
昨日は俺のマンションにも帰って来なかった。
結局美緒が心配で一睡も出来ず、今日もあいつは俺を避けていて……。
おまけに、京介の話では美緒は合コンに参加するとか……。
金曜日の夜、俺は海外出張で不在の社長に代わり接待を受けていた。
昨日、エレベーターの扉が開くとそこには大きく目を見開いた美緒がいて、俺が声をかけようとする前に走り去った。
多分、朝井さんがクモに驚いて俺に抱きついていたのを見て何か誤解したんだろうが、状況を説明しようと電話やメールをしても美緒は捕まらない。
昨日は俺のマンションにも帰って来なかった。
結局美緒が心配で一睡も出来ず、今日もあいつは俺を避けていて……。
おまけに、京介の話では美緒は合コンに参加するとか……。