【短ホラー】殺人チャンネル
結局ほとんどサキの怪談話ばかりで、分かれ道にたどり着いた。
小学生くらいの男の子を象った飛び出し注意の看板がある。
輪郭が歪みペンキがはげて、なんとも不気味な顔で笑っている。
この看板を真っ直ぐ進むと私の家で、左に曲がるとサキの家に着く。
私が「じゃあまた」と言いかけたとき、サキが私の腕をつかんだ。
その目がきらきらと輝いていた。
「ねぇ、アヤ今日このままうちに泊まっていきなよ!」
そうくると思った。
サキは早速仕入れた怪談話を試してみたいのだろう。
「でも着替えがないし」
「そんなの貸すって!下着も使ってないのあげるから!」
軽く抵抗してみたがこうなったサキはもうどうしようもない。
まあ、いいか。明日で夏休みも最後。
折角だから泊まらせてもらおう。
“殺人チャンネル”はそのついでだ。
頷いた私を見て喜んだサキのあとについて、その日はサキの家に帰った。
小学生くらいの男の子を象った飛び出し注意の看板がある。
輪郭が歪みペンキがはげて、なんとも不気味な顔で笑っている。
この看板を真っ直ぐ進むと私の家で、左に曲がるとサキの家に着く。
私が「じゃあまた」と言いかけたとき、サキが私の腕をつかんだ。
その目がきらきらと輝いていた。
「ねぇ、アヤ今日このままうちに泊まっていきなよ!」
そうくると思った。
サキは早速仕入れた怪談話を試してみたいのだろう。
「でも着替えがないし」
「そんなの貸すって!下着も使ってないのあげるから!」
軽く抵抗してみたがこうなったサキはもうどうしようもない。
まあ、いいか。明日で夏休みも最後。
折角だから泊まらせてもらおう。
“殺人チャンネル”はそのついでだ。
頷いた私を見て喜んだサキのあとについて、その日はサキの家に帰った。