バカは私の取り柄ですっ!!
「はっ?」


愛叶は口を開けたままポカーンとしてる。

その顔は、まさに”アホヅラ”で。

思わず吹き出した。

やべ、ツボ入った。

笑いがとまんね。

愛叶は余計にアホヅラになっている。

よけいに笑いがとまらなくなる。

今来た真輝とありすは変なものを見る目で俺らをみて、

すーっと席に座った。

チッ。俺のせいじゃねぇし。

やっと笑いの収まった俺は、後ろを向いて、

真輝を小突いてから、愛叶に向き合う。
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