バカは私の取り柄ですっ!!

思ってたことが顔に出てたらしく、


「あ、頭いいクラスと悪いクラスでわけてないらしいよ。むしろ、同じぐらいにするためのテストだったらしいし。」


あ、そうなの。


「しかも、クラス1頭の悪い奴はクラス1頭のいい奴の隣だと。」


ぎゃっ!!


「は、瑶あんたいたの!?」

「結構前からいたけどね。で、愛叶席次何番だったの。」

「ん?ビリw」

「「は!?」」


いや、そんな口揃えて驚かなくても…

うちは本気だしてなかっただけだし~


「あい…どんまい。」

「あいつの隣とか…女子に恨まれるの確定だね…」


え。なにが?

あいつって?


「愛叶のクラス、学年首席がいるからね。隣だからね。」

「それがなんなの?」

「超絶イケメンなのっ!」


あ、そゆこと。


「いや、興味ないし。てかさ、2人は席次何番だったの?」

「俺、次席」

「私、5番」


WOW!!

そうでした。

この2人天才でした。

ふたりとも運動できないくせに…


「ま、1年間頑張りなよ~。」

「俺ら教室行ってくるね~。ばいばい。」


はぁ。これからどうなるの…
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