ずっと好きです。(完)
放課後

(飛ばしすぎですみません。by作者)


「沙奈ちゃん玲くんバイバイ」


「春バイバイ!
また明日」


「また明日な」


私と玲は、校門を出て、すぐに春と別れた。


それから私の家に向かった。


「ただいま〜」


「お邪魔しまーす」


家に入った瞬間、バタバタと足跡が聞こえた。


「「れーくん!」」


「うわ!」


玲に抱きついた男女。


「朔(さく)!朔弥(さくや)!
いきなり抱きついたら玲が倒れるでしょ!」


朔と朔弥


私の妹と弟


この二人双子で、すごく似てる。


「れーくん!」
「遊んで!」


聞いてない。


もう、これは


「沙奈、大丈夫だから」


玲は、私が何するかわかったのか止めた。


玲に言われたらやめないとね。


「朔、朔弥、玲をあまり困らせたらダメよ」


「「はーい」」


そう言って二人で玲を引いて、リビングに入っていった。


朔と朔弥は、まだ7歳


ものすごく年が離れてる。


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