ずっと好きです。(完)
「「お姉ちゃん」」


「朔、朔弥」


「お姉ちゃん」
「死んじゃうの?」


大きな目に涙をためて、聞いてきた。


「そうだよ。」


そう答えた。


「「お姉ちゃん!死んじゃやだ!」」


そう言って、抱きついてきた。


私は二人を抱きしめ返した。


「ごめんね?」


「「やだやだー!」」


二人は私の胸で泣いてる。


私を思って。


二人ともごめんね?


みんなごめんね?


二人は泣き疲れたのか、寝た。


私はベットに寝かせた。


リビングに行ったらパパとママがいた。


「「沙奈」」


二人は私に近づいて、抱きしめてくれた。


< 22 / 109 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop