ずっと好きです。(完)
「マ、マ息、しずらい」


「病院に行きましょう」


私はコクンと頷いて、立ち上がろうとした。


でも


体がふらついて、コケてしまった。


「沙奈!」


「大丈夫」


私は椅子を使って、立ち上がった。


足がフラフラしてる。


こんなんじゃまた転んじゃう。


「沙奈、私に捕まって」


そう言って、私の方に来た。


私は言葉に甘えた。


私はママの肩を借りながら、下に行った。


ちょっと歩いただけで、疲れた。


私は玄関で座って、靴を履いた。


「沙奈大丈夫?」


「うん。
平気」


私はまた、ママに肩を借りて、車まで向かった。


座ってから、ママがこう言った。


「沙奈、眠たかったら寝ていいからね?」


そう言われたから、だんだん眠たくなって来た。


私はそのまま寝た。


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