ずっと好きです。(完)
「沙奈!着いたわよ!」


そんな声が聞こえて私は起きた。


目を開けると、病院の駐車場だった。


「沙奈起きた?」


「うん。」


まだ頭がぼーっとする。


「じゃあ行くわよ」


そう行って私は車から降りた。


けど、


足に力が入らなくて、そのままこけてしまった。


「沙奈!」


ママはすぐに駆けつけてくれた。


「沙奈大丈夫?」


「うん。
平気」


私はそう行って、ママの手を掴んで、立ち上がった。


「ママに捕まってなさい。」


「うん」


私はそう行って、ママに捕まったまま、病院の中まで行った。


「沙奈、受付してくるから待ってて」


「うん」


ママはそう行って私を椅子に座らせて、受付まで行った。


ママはすぐに戻って来た。


「すぐに呼ばれるって」


「うん」


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