ずっと好きです。(完)
先生の言葉を待った。


「少しだけ入院しましょう。」


「入院ですか?」


「はい」


先生はそう言った。


入院かぁ


玲や春に会えなくなっちゃうなぁ。


「あの、先生なんで入院なんですか?」


ママが先生にそう聞いた。


「沙奈さんのこと熱だと、家でいるより、病院にいた方が、下がりやすいんです。」


先生はママの質問に、すぐに答えた。


「そうですか。
わかりました。」


ママはそう言って納得したみたい。


「沙奈はそれでいい?」


「うん
熱が早く治るなら別にいい。」


ママに聞かれて、そう答えた。


本当は嫌だけど、学校行きたいし、早く治そう!


「じゃあ、病室まで案内するね。」


そう言って先生は病室まで連れて行ってくれた。


「ここです。」


そこは、個室だった。


「じゃあ俺はここで失礼するよ。」


「ありがとうございます。」


先生は病室を出て行った。


「沙奈、ベットで寝てなさい。
ママ着替え持ってくるから」


「はーい」


私はママに言われた通り、ベットに横になった。


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