ずっと好きです。(完)
「じゃあ、お望み通り二人きりにしてあげよう。
みんな帰ろうぜ」


一人の男の子がそう言った。


「そうだね。沙奈ちゃんまたなぁー」
「沙奈ちゃんまたくるからね」
「沙奈ちゃんまた元気な姿見せてね。」


そう言って、みんな病室を後にした。


みんなが出て言ってから、シーンとなってる。


そう思ってたら、


「やっと二人きりになれた。」


玲がそう言った。


私は抱きしめ返した。


「沙奈デートどこに行きたい?」


「うーんと……水族館行きたい。」


「水族館かぁ。
いいな。行こうか!」


「本当にいいの?」


私は、すぐに受け入れてくれる玲に、聞いた。


「いいに決まってるだろ!
一緒に楽しもうぜ!」


「うん!」


私は玲の言葉が嬉しかった。


「ありがとう玲!」


「そんなに嬉しいか?」


「うん!」


私は笑顔で返事をした。


私は嬉しすぎて、


「あの笑顔は反則だろ」


玲がそう言ってたなんて、知らなかった。


それから少し、他話いもない話をして、いつの間にか、5時になってた。


「そろそろ帰ろうか」


「うん!」


玲と一緒に帰れる。


すごく嬉しい!


「荷物大丈夫か?」


「えーっと……うん!
大丈夫!」


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