ずっと好きです。(完)
「よし!帰るか!」


「うん!」


私と玲は手を繋いで病室を出た。


「あっ!先生にお礼言わないと」


「そうだな。行くか?」


「うん!」


私たちは、先生のいるところを向かった。


「せんせー!」


「沙奈」


先生を呼んだ。


「どうした?」


「お世話になったのでお礼を言いに来ました。
今までありがとうございました。」


私はそう言って先生に頭を下げた。


「それを言いにここまで来たのか?」


「はい」


「そうか。
今度からは、体調に気をつけるように」


「はい!
じゃあ失礼します」


「おう」


そう言って、先生は医局に戻って行った。


そのまま病院を出て、家に着いた。


「懐かしいなぁ」


「ずーっと病室にいたもんな。」


「そうだね。
早く中入ろ!」


「ちょ!」


私は玲の手を引っ張って、家に入った。


懐かしい匂いだ!


「ただいま!」


私はそう行ったけど、


シーン


返事が返ってこない?


「あれ?誰もいないのかな?
玲?」


後ろを見ると、玲もいなくなってた。


「?まぁいっか。
リビングに行こ!」


私は不思議ながらにリビングに行った。


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