ずっと好きです。(完)
「寝てもいいぞ」


「でも」


「また熱出されたら困るから
デートできなくなるぞ?」


「それは嫌」


「じゃあ寝なさい。」


玲の言うこと聞いたほうがいいよね。


それにちょっと眠たいし


もっと玲と話したいのに。


「わかった。」


「よし!
明日も来るから」


「うん!」


私は玲の言ってくれたことが嬉しかった。


明日も来てくれる。


「こいつらどうするか」


「私二人と寝るよ」


「そうか?
じゃあ布団に移すか」


「えっ?私がやるよ」


玲に任せてばっかりじゃダメだよ。


「病み上がりなんだから、ダメ」


そう言って、手伝わせてくれない。


私も手伝いしたいのに。


でも、また入院したら、みんなに心配かけちゃうよね。


やっぱり大人しくしとこ。


私は座ったまま、朔たちを運んでるのを見た。


「よし!おっけー」


玲はそう言った。


「玲ありがとう」


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