ずっと好きです。(完)
私はいろんな意味を込めてお礼を言った。


「どういたしまして」


私がありがとうって言った意味がわかったのかな?


玲はやっぱり優しい。


いつもそうだよね。


「沙奈早く寝ろ」


「はーい」


私は玲の言う通り、布団の中に入った。


でも寝れない。


「ねえ」


「なんだ?」


「熱まで手をつないでてほしい」


恥ずかしいけど言った。


「甘えん坊だな。」


そう言って私の手を握った。


玲の手はあったかい。


私はそのまま、眠りについた。


玲side


俺の手を握ったまま、沙奈は寝た。


「沙奈」


俺は不安だ。


沙奈がいつ死ぬのか。


死ぬ時は一緒にいれるのか。


それがすごく不安だ。


でも、沙奈はまだ元気だ。


だから、大丈夫だって信じてる。


玲side終


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