ずっと好きです。(完)
私はこの頃、ご飯を食べる量が減った。
いつもは、ご飯は全部食べてたのに、今は、
「もうだめ」
3分の1しか、食べれなくなった。
「よく頑張ったわ」
看護師さんはそう言ってご飯を、下げてくれた。
看護師さんが病室を出てから、玲が話しかけてきた。
「いつもあれより少ないの?
食べる量」
「……うん
たまあに、食べれない時がある」
玲には、気づかれたくなかったなぁ。
いつかは、バレると思ってたけど、こんなに早いとはね。
「……なんで言わなかったんだ?」
「…心配……かけたく…なかった…からッ」
わけもわからず、涙が出てきた。
なんで涙なんか出てくるの?
悲しい事なんて、何も無いのに。
「沙奈、辛かったな。
今度からは、ご飯食べる時は、ついといてあげるな?」
玲の優しい声に、余計に涙が出た。
玲は、優しすぎる。
クラスのみんなも、ママもパパも。
みんなの優しさが、凄く嬉しい。
「あり…がとう」
私は泣きながらそう言った。
いつもは、ご飯は全部食べてたのに、今は、
「もうだめ」
3分の1しか、食べれなくなった。
「よく頑張ったわ」
看護師さんはそう言ってご飯を、下げてくれた。
看護師さんが病室を出てから、玲が話しかけてきた。
「いつもあれより少ないの?
食べる量」
「……うん
たまあに、食べれない時がある」
玲には、気づかれたくなかったなぁ。
いつかは、バレると思ってたけど、こんなに早いとはね。
「……なんで言わなかったんだ?」
「…心配……かけたく…なかった…からッ」
わけもわからず、涙が出てきた。
なんで涙なんか出てくるの?
悲しい事なんて、何も無いのに。
「沙奈、辛かったな。
今度からは、ご飯食べる時は、ついといてあげるな?」
玲の優しい声に、余計に涙が出た。
玲は、優しすぎる。
クラスのみんなも、ママもパパも。
みんなの優しさが、凄く嬉しい。
「あり…がとう」
私は泣きながらそう言った。