恋花


「ううん。コイバナって読むんだよ。」


「コイバナ??恋話じゃなくて??」


「うん。1回読んだから、貸したげるよ。」


「うん。読んでみるよ。」



私は、琉実から本を受け取ると、あのときの向日葵を急に思い出した。

どうなってるかな??


あたしは、花壇へ向かった。




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