恋花

恭嘉サンは、先輩の1つ上の3年生。

そういやぁ・・・この前、大学生くらいの人と歩いてるのみたような・・・。


「す、すみません。へんなこと聞いちゃって・・・。」


「ぁぁ、いいんだよ?こっちこそ、ヘンなこと質問しちゃって・・。」


「ぃ・・いえ!そんな。」

また、あたしは先輩に聞かれたことを思い出した。


「じゃぁ、バイバイ?」


「あ、さようなら。」


先輩はそういって、グラウンドに消えていった。


< 46 / 64 >

この作品をシェア

pagetop