恋花
恭嘉サンは、先輩の1つ上の3年生。
そういやぁ・・・この前、大学生くらいの人と歩いてるのみたような・・・。
「す、すみません。へんなこと聞いちゃって・・・。」
「ぁぁ、いいんだよ?こっちこそ、ヘンなこと質問しちゃって・・。」
「ぃ・・いえ!そんな。」
また、あたしは先輩に聞かれたことを思い出した。
「じゃぁ、バイバイ?」
「あ、さようなら。」
先輩はそういって、グラウンドに消えていった。