恋花
好き
ガラッ・・・
「ふう!!昼飯まだなんだろ??早く食べようぜぇ。」
教室に帰ると、尚があたしの分のコロッケパンを持ってタッツーの席で手をひらひらさせた。
「うん!待っててくれたの?」
あたしは、自分の席に座りながらコロッケパンを尚からもらった。
「まあな。勇大達は2人でご飯食べに行ったしなぁ。」
「あ、そっかそっかぁ。ゴメンね??待たせちゃって。」
少し嫌味っぽく言う尚に、手をあわせて謝りながら言った。