いつかまた逢う日まで
何日か過ぎて私は学校を中退。

通信制の高校に編入した

頭だけは良かったから何ともなく入れた


だけどココ最近想真はとても忙しそうだった

ソワソワしてて、誰かに電話とかしてたりとか手に切り傷とかマジックぺンのインクが付いてたりしてる。

今日だって、鼻の上にペンのインクが付いてるし……。


とりあえずほっとく事にした

触れちゃいけなかったりとかあるかもだし



その次の日私は想真に呼び出された

呼び出されたのは想真の部屋だった

「茉莉奈目を瞑って俺の部屋に入ってみな?俺がいいよ、って言うまで目を開けちゃダメだよ?」

「う、うん、わかった!」


想真が部屋のドアを開けて私は入る

「目を開けて」

ゆっくりと目を開けたとき

パーン!

「え、うわっ!」

「えへへ、ビックリした?」


部屋を見渡すと壁には想真の汚い字で









happybirthday
Dear.まりな









と紙で切り取ったものが壁に貼られていた

周りには風船

紙の輪っかも部屋を一周していてその周りにはスパンコールとかキラキラしてるものが貼られていた


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