いつかまた逢う日まで
「茉莉奈ちゃんー遊びましょ!」

小学校2年生の終わりころ

俺達はいつも通りに遊ぼうとしていた

「想真くんごめんね、まだ茉莉奈帰ってきてないのよ」

いつもは一緒に帰っていた。だけど今日は茉莉奈が先行ってるねといって一緒に帰らなかった

「そうですか……僕探してくる!」

この時も何となく入った小道に茉莉奈は倒れていた

その時にはすでに誰も居なかった

「茉莉奈ちゃん!」

「だぁれ?」

意識はあるだけど……

この時もショックを受けた

あんなに一緒にいたのにこんなにも簡単に忘れられるなんて

小学校2年生ながらもそうおもった

病院に運ばれた茉莉奈は一切記憶が無かった

「茉莉奈ちゃん……。僕だよ!想真だよ」

「わからない。君は誰?」

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