「恋人」までの1ヶ月
そんな彼はやっぱりクールで。
自分のマンションに着いたから、お礼を言おうとした。
「ありがとうニコッ」
そういい帰ろうとしたその時…。
「なぁ。お前、一人暮らし?」
そう、彼が言ったのである。
「あっ…はい,」
すると…
「じゃあさ。最後に聞いてよ。
俺のワガママ。」
「無理のない範囲であれば。」
「………賭けしようぜ。
俺が勝ったら、お前は俺のもん。
お前が勝ったら…まぁ。考えとけ。
でも。お前が勝つ事はない。」
そう、挑発するように言うのである。
それなら、その勝負受けて立つわよ!
「いいわよ!勝ってやろうじゃない!」
内容はこうだ。
期限は1ヵ月。
毎晩、彼の部屋に行き、彼と過ごすこと。
抱くか抱かないかは、その日の気分次第。
下着は必ず、布少なめ だそう。