社長令嬢のヒミツの恋
人が多いせいかガヤガヤする空間。
「うわああっ、すごい!」
ビックリするくらい広くて、人も沢山。
「どこにすわる?」
「好きなところに座ってもいいの?」
「うん。端っこにするか?
お前可愛いから、また1人にすると声かけられそうだしな...」
「っ...!」
「どうした?」
どうしよう.....?
心臓の動きが早いし、ほっぺも熱くなるのを感じる。
「かっ、可愛いなんて、お世辞...」
恥ずかしくて、顔を見られたくなくて、うつむいてしまう。
「本当のことだけど? とにかく座るか」
わたし、いったいどうしちゃったんだろ...。