社長令嬢のヒミツの恋
でも、なんで江坂くんに...?
「なんで?」
なんか、視線とか口調とか冷たい気が...。
「それはっ、決まってるじゃない。
お父様は自由に選べって言ってくださっているしあなたの容姿だったら絶対「は?」
さらに威圧感をだす江坂くんの睨み。
さすがの私もそんな事されたら、怯えてしまうかもしれない。
「俺の容姿がなに?」
「あのっ、そのっ、かっこいいから...」
「で、だからなに?」
「ちょっとお話があって、」
大きなため息をついて、江坂くんはガタッと立ち上がり歩き出した。
その後ろをチョコチョコと歩く富士宮さん。