社長令嬢のヒミツの恋
話していると、どんどん江坂くんの席に近づいてきてる様子だった。
「佐伯くん、おはよう!」
「おはよう」
「あぁ、おはよう浅見、と...「片寄」
「そうだ、片寄さん」
「あのっ、江坂くんもおはよう。今日早いんだね!」
「そうか?いつも通りだけど」
ポンと話しながら頭を撫でてくれる。
「江坂って、片寄さんとは話すんだね?」
「えっ...」
照れてしまうのは仕方ない。
だって、すごく嬉しいんだもん。
ひどいけど、他の女の子とは話さないみたいに聞こえて...。
「そりゃコイツとは話すだろ」
「もしかしてお前らって...「そーだけど」
「こりゃ大変だな、クラスの男子も。
お前はイケメンだからしょうがないって思ってるかもしれねぇけど」