社長令嬢のヒミツの恋





「で、俺らで逸れるって事か」




「うん!一緒に楽しもうね!」




「そういえばお前って行ったことあんの?」




「遊園地とかはあんまりないけど1回ぐらいあるよ!」




すこし怒ってみると、笑い出した江坂くん。




「なっ、なんで笑うの?」




「ん?おまえ、可愛いなって思って」




「あっ...」




まただよ、ほっぺが熱い...。




ほんとそうやってサラッと恥ずかしい事いうからいつもこうだよ。




「お嬢様、そろそろつきますが、すこし遠いところからがよろしいでしょうか?」




「あ、はい。お願いします」




そうだった、黒さんがいた!




「もう、江坂くんのバカ。黒さんがいるのに、恥ずかしいでしょ」




「おれは恥ずかしくねーけどな?おまえが恥ずかしがる姿がなんかツボる」




つっ、つぼるってツボられても困るんだけど。




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