社長令嬢のヒミツの恋

「んっ....江坂く.....んんっ...」




甘いキスの後、やっと話してくれた江坂くんはジッと見つめてきた。




「お前のそういう顔....俺だけに見して？」




「そういう顔って、どんな顔よ...」




閉じ込められて、こんな事するなんて、恥ずかしいのに。




「ん？可愛い顔。ぜってー他の男に見せんなよな？」




可愛い顔って、具体的にどんな顔なんだろうか。




でもそんな悠長な事考えてると、心臓が持たないかもしんない...。




ギュッ




「どっ、どうしたの、江坂くん？」




「.....もう少し、こうしてたい」




「もう少しって、誰か来たら...「別にいい」




口調がすごく可愛い....。




初めて見せる甘い江坂くんに心臓のドキドキがおさまらない。