社長令嬢のヒミツの恋





結局、江坂くんは後回しになってしまった。




「ごめんね、じゃあまたね江坂くん」




「ん、じゃーな」




「うん!」




家の中に入ると、シンと静まっていた。




まだ誰も、帰ってないのかな?




「おかえりなさいませ、お嬢様」




「あ、ヒール選んでくれてありがとう!」




「いえいえ、楽しかったですか?」





「はい、すごく」




「晩御飯は食べたので、大丈夫です。


じゃあおやすみなさい」




「おやすみなさいませ」




ルンルン気分で、部屋に入る。




今日初めてのキス...しちゃった。




どうしよう、今更ドキドキしてきた。




もちろんした時もドキドキしたけど、ここまでじゃない。




< 67 / 70 >

この作品をシェア

pagetop