社長令嬢のヒミツの恋





そんなある日、街で麗華にプレゼントを買おうと思って出かける事にした。




「では、行ってくるわ」




「お嬢様....ほんとうにお一人で大丈夫ですか?


旦那様がご心配なさると...」




「大丈夫よ。すこし街に行くだけよ」




「.....かしこまりました」




お辞儀をする使用人さんにすこし申し訳なくなりながらも外に出た。




「ふあああ、やっぱり街ってすごいなあ」




いっぱい人がいて、すごい楽しそう!




2回ほど麗華と来たけど、すごく楽しかったのを覚えてる。




「おろしてもらってもいいですか?」




「かしこまりました。またお電話ください」




「ありがとございます、黒さん」




黒さんは専属運転手で、いつもサングラスかけてる声が優しい人。




昔から懐いているからか、黒さんには本当の事が言える。




< 7 / 70 >

この作品をシェア

pagetop