今のわたしとさようなら
つぎの日

「彩莉。佳菜。おはよう。」

「…。」
百恵に挨拶されたけどわたしたちは無視をした。

「え、ねえ、なんで無視すんの?」

「あ、萌奈!なんか2人が冷たいんだけど。」

「あのさ、百恵。うちら百恵に不満めっちゃあるの。もう一緒に行動したくないんだ。だからさうちらのグループぬけてくれない?」

「え、何?わたしをはぶりたいってこと?」

「そう。彩莉と佳菜と3人で決めたことだから。」

「…。なんでよ。」
百恵の目には涙が浮かんでいた。

はじめてわたしはいじめっぽいことをした。
いじめっぽいというかいじめ。
でもわたしの心は全く傷つかなかった。
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