かわいい


「マ、マジかよ!猫山さん文化委員!?」


「俺、立候補する!」


「お!!じゃあ、俺も!!!!」



ちょ、ちょっと待って、おかしいよ。



「私、やるなんて一言も…!」

辺りをキョロキョロ見回して、えー先生に助けを求めた。


「えー、猫山。立候補されたからには拒否できないぞ。」


しかし、えー先生の訳の分からないルールにより断れない空気に…。



「…瑞樹…!」


私は瑞樹のほうを見ると、精一杯の睨みを利かせた。


一方、瑞樹は悪戯な笑顔を作っていた。


< 17 / 22 >

この作品をシェア

pagetop