かわいい
「マ、マジかよ!猫山さん文化委員!?」
「俺、立候補する!」
「お!!じゃあ、俺も!!!!」
ちょ、ちょっと待って、おかしいよ。
「私、やるなんて一言も…!」
辺りをキョロキョロ見回して、えー先生に助けを求めた。
「えー、猫山。立候補されたからには拒否できないぞ。」
しかし、えー先生の訳の分からないルールにより断れない空気に…。
「…瑞樹…!」
私は瑞樹のほうを見ると、精一杯の睨みを利かせた。
一方、瑞樹は悪戯な笑顔を作っていた。