かわいい
まんまるくんは、1つ年下である。
どうして、同級生じゃないんだろう。
どうして、お母さんは私を一年早く産んだのだと思ったりもした。
まぁ仕方がない。
これが運命なのだ。
同級生の子は、まんまるくんといっぱいお話しできるだろうな。
でも私は何一つ接点がない。
自分で1年の校舎に行くのも気が引けるし、そんな勇気もない。
だから、こうしていつも、窓際から体育の時間だけ見つめるしか出来ないのだ。