失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
私が心のツッコミをしたのと同時に

「はよ、陽汰、陽っちと仲良くなったんだー?」


って、亮平君からの素朴……な疑問が飛ぶ。



「あぁ。てか、陽と俺「あーーー!!!」



と、

漫画みたいな口封じ(笑)



「ど、した(笑)?陽っち?」

びっくりする亮平君。



「あ、いや/////あの……あ、週番!
日誌!うん、取り行かないとだな?って……思って……」



席から立ち上がって、和泉の前に立ったものの、微妙にどんどん声が小さくなっていく私に、


「ほら、また!声小さくなってぞ!はは(笑)」



本当、亮平君はいい人だな。

亮平君に振り返って、
笑って返していれば、




「陽、職員室行こ。」



そう言って、
和泉が、私の手を掴む。




……

……!?

は!??



「//ちょ!!!」

「んじゃな、亮平。」



そう言ってそのまま
教室を引きづられるように出てく事になった……。

少なからず人のいる教室でなんか、

振り払えないっての!!
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