失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
「えっと……あのー。」

「本当なのかなー?青葉さん(笑)?」

笑ってますが、
めっちゃ怖いですよ、あなた達!!!


翌日。



登校ギリギリで行こうと決めてたのに、いつもの週間で早く着いた私を待っていたのは、

3年生で、あろう女子の3人。



はは。

本当にこーいうのあるんだ(笑)



想像していた展開が
そのまま目の前に繰り広げられ、

少しだけ、
心の中で笑いが漏れた。



学生下駄箱に行く前に、
そのまま、体育館裏の方へ連れてかれ、


「あ、の……」

「だから、付き合ってるとか?」

「……。」



黙った私に、


「別にイジメとかじゃないのよー(笑)?」


そう言って笑って

「なんでなのかなーってね?」



なんで……。

そりゃ私だって聞きたいですよ。

なんでこんな事になったんだか……。


もし、
責任からですとか、言ったら、

この人達はどんな顔をするんだか。

てか、

そもそも、情報早すぎなんだっての。

どんだけよ、あいつ。
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