失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
そのまま教室に入れば、


あまり仲良くもないクラスメイトから、



好奇心の質問はそりゃ凄い受けたけど、先輩達ほど、怖い思いはしなくて済んだ。

明らかにシカトするような子はいたけど、

でも、そんなの別に……気にしない。

もともと1人だったようなもんだし、ね(笑)

そう思ってみれば、
私の学校生活、たいして守るようなもんもなかったって事か……。



なので、いつも通りあまり喋らず大人しくしてれば、それ以上には突っ込まれなかった。



週番も終わり、
クラスメイトという以外の接点もないので、

上手く和泉とは話せない。

ましてや、2人きりになるとか……。




それでも、早く、

振ってもらって、

終わりにしようと考えていたのに、



結局、その日、
和泉から、私に話かける事はなく、

私もこれ以上周りを刺激したくもないので、あえて和泉に話かけないでいれば……


びっくりするほど、
普通に……終わってしまった。




次の日も……

その、次の日も……

和泉は、
全くと言っていいほど……


私と関わる事をしない……。




その事で、周りも本当に付き合ってるの?という雰囲気が流れだしたけど、


それでも、
そのまま敢えて触れないでいれば、

普通通りに近い生活……。

……

……

……
< 163 / 199 >

この作品をシェア

pagetop