失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
「//////////なっ!!!」

思わず、
和泉の顔の方に向けば、

あまりに近い顔に
また、顔が赤くなる。



また、
すっかり忘れていた私がいやになる。


そう……

こいつは、





失恋にも浸らせてくれないやつだった!!!!





さっきまで泣いてた自分に、


イラついて、


「なんなのよ!!!」



和泉の方に顔を向けずに、
また叫ぶ。



そうすれば、

「殴られんのもいてーけど、耳の近くで叫ばれんのもつれーな。」

って、言って……

また

明らかに楽しんでるし!!!
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