失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
とりあえず通されたのは

和泉陽汰の部屋らしい



そこに、
湊太くんもいる。


それだけで
本当にドキドキして、顔が赤くなる。


「えっと/////」

「いやー。陽汰が青葉さん狙いとはな(笑)」



「え!?「あはは(笑)」

2人の声が重なる。


いやいや!

違うでしょ!?

あんたも、笑ってないで、
そこ、ちゃんともっと否定しなさいよね!



「んじゃ、俺、行こうかなー(笑)お邪魔だろうし。」

そう言って、
和泉陽汰の部屋に座っていた、

湊太くんが立ち上がる。

「あ!そ、湊太くん!!」

思わず、
呼び止めた瞬間、

ピーンポーン♪

玄関のチャイムが鳴る。

和泉兄弟が顔を見合わせ、

何故か、和泉陽汰が

「俺出てくる。湊太は、いろよーほら、青葉さんが呼び止めてたし。」

そう言って、
また、無駄な笑い顔……。

こいつ……。

< 36 / 199 >

この作品をシェア

pagetop