失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
1階の廊下の開いてる窓ガラスの隣に寄りかかる。

風が入ってきて、気持ちいい。

「あーあ。でも、疲れたなー。」

常に
清楚モードは意外と肩もこる。

「何が?」




廊下を見渡しても誰もいない。



「こっち。」

言われた声の方へ誘われて、
開いてる窓ガラスの前に立つ。

「ここ。」

そう言われたので、
そのまま下を向けば……


!!!

「……和泉くん。」



隣のクラスの和泉陽汰が、
窓ガラスの下に寄りかかるように座ってた。
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