失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
そう思っていても、
早く行かないと、


また……あの子がくる……。





トイレのドアを開け、
和泉陽汰の
部屋のドアノブに手をかける。


落ち着いて。

大丈夫……


大丈夫……

もう、きっと、これが……

これで……
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