失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
「ごめんなさい。なんか、コンタクトずれて。」

そう言って、
相変わらずの小声と共に笑って部屋に入る。

そう伝えれば、

「青葉さん、目悪かったんだね!メガネとか初めて見た!」

「あ、うん。似合わないから……。」

そう言って、
また下を向けば、

笑って湊太くんが、
似合うよー?って。




優しくて、
大好き。


本当に、

私、大好きだったんだよ。





だから……。


「そ、湊太くん!!」
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