失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
いきなり、

頭をポンポンって軽く叩かれる。


その手が
大きくて、


思っていたよりも、
暖かくて……。


それでも、

さきほどの事を思い出して、



「離して!!」



思いっきり、
腕を払い除けたのに、



逆に、
何故か、



抱きしめられるように、



和泉の腕の中に、いる私……。
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