失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
「ちょっ!!」


さっきから、
本当に意味が分からない。



とにかく必死に、
和泉から、離れようとする私に、



「いいから、黙れって。」



それで、
黙ったら、何されんのよ!!



そう思いながら、

抵抗し続けるも、全然私の力じゃ

和泉になんて勝てなくて……。



時間だけが過ぎていく。
< 72 / 199 >

この作品をシェア

pagetop